Shiro & Ari

shiro66才、Ari48才。とっくに適齢期を過ぎた二人が結婚。しかも初婚同士。どのような生活が待っているのかな…ワクワク、ドキドキ

ShiroとAriの同じ境遇

Ariです。

ブログ第2回目は何を書けばいいんだろう。

Shiroさんに相談してみました。

Shiroさんの返答→「プロフィールでしょ」

…そうだそうだ!

私たちが何者か、みなさんに紹介せねば

自分のプロフィールは自分で書こう〜、とういうことで

Shiroさんに自分のプロフィールを書いてもらいました。

↓↓↓

 

「プロフィール ボク66才。オヤジが亡くなった年齢まで、あと5年。 オヤジはオフクロやムスコ家族に見送られて死んで行ったが。 66才のボクはどうだ。 半年ほど前まで独身を通していた。 が、一人の女性と知り合い、付き合い始め、愛した時から死に向き合う覚悟が生まれた。 ボクも彼女も境遇は一緒だった…」

 

…………う〜〜ん。。。。。重い! 笑

 

Shiroさんはおよそ20年間、親の介護をしてきました。

ある日、お父さんが病気になりました。

Shiroさんは3人兄弟の真ん中で、

お兄さんと弟さんは結婚して所帯を持っておられた。

優しいShiroさんは独身で身軽だったので

ご両親の面倒を見るために

実家へ戻ることを決めました。

看病の末、お父さんを看取り、

お母さんとの二人暮らしを経て、

お母さんもご高齢になり、

3年前に他界。

 

私も両親をすでに看取っています。

母は65歳で急逝しました。

今のShiroさんの年齢とほぼ同じくらい。

父は3年前、病気で他界。80歳でした。

父は亡くなる半年前に胃がんがみつかり

余命宣告を受けました。

遠方に兄がいて兄妹共に独身だったのですが、

実家の近くに住んでいた私が実家へ戻って、父の介護をする生活を送ることになりました。

亡くなるまでの半年間、いろんなことがありました。

大変な毎日でしたが、父と私が共有できる最後の大切な時間だったと思います。

これらの経験がShiroさんの言っている

ボクも彼女も境遇は一緒だった。」の私たちの境遇です。

 

Shiroさんも私も一人で親の介護をしていました。

介護は大変です。ほんとに。

何がたいへんかというと、

肉体的、精神的にたいへんなんだけれど、

一番は「介護される人は回復しない」

という点ではないでしょうか。

どんどん病気は進行していって、弱っていきます。

また、老いて衰弱していきます。

寄り添い、どうやって励ませばいいかわからず、その場しのぎの言葉をかけたり…

何もできない自分を責めて

どうすればいいのかわからず途方にくれます。 

 

Shiroさんは20年近く、

そういう生活を送ってきました。

今の私の年齢くらいから20年間…

それはそれは大変だったと思います。

私も半年だけでしたが、

父の介護をしていたので

Shiroさんがどれだけ大変だったか…

ちょっとはわかります。

 介護している時って、とても“孤独”なんです。

 

そして、両親を失うというのは

“死”を真近に感じざるを得ません。

Shiroさんの言う

「…愛した時から死に向き合う覚悟が生まれた。

と言うのは決して大げさではなく、

ほんとに死に向き合わざるを得ないのです。

そういった心境を分かり合えるというのは

とても心強いことではないかと思います。

 

二人が共に生きていこうと決めた所以かもしれません。

『孤独』から『共同体』へ。

 

Shiro & Ari